「カズ」ことサッカーの三浦知良選手に対して、元プロ野球選手でコメンテーターの張本勲氏が「もうお辞めなさい(引退しなさい)」というような発言をして盛大に炎上した件。

このことについて、「辞めなさい」と言われたカズ選手は後日
「もっと活躍しろって言われてるんだなと」
「憧れの人に言ってもらえて光栄です」
「激励だと思って頑張ります」
というようなコメントをしたとのこと。たまたまとあるテレビ番組を見ていたのだけど、キャスターやコメンテーターたちがカズ選手の発言について、みんな口を揃えて「大人の対応」と評していたのがなんか気持ち悪かったというか、違和感半端なかった。


大人の対応


大人でも反撃したっていいじゃない

日本では他人から批判されたり嫌なことを言われた場合、「褒め言葉と受け取ります」とか「自分のために言ってくれているんだと思います」みたいにその言葉を前向きに捉えて、むしろ相手に感謝の気持ちを示すことが「大人の対応」だとみなされるもよう。

たしかにそれはそれで立派かもしれないけど、かといってそれを「大人の対応」と評するのは、逆に反論したりして正面から対決するような態度を「大人気ない、子どもっぽい」とみなしているように聞こえる(たとえその気がなくとも)ので、なんか嫌だな。


仮にカズ選手が「張本さんの発言はおかしいよなぁ」みたいに批判したとしても、(言い方にもよるけど)別に大人気ないとは思わない。「氏ね」とか「キモい」みたいに相手の人格自体を否定したりしなければ、激しい言い争いになっても「大人の対応」と言えない、なんてことはないんじゃないかと。


では「大人の対応」または「大人」とはなんぞや?っていう問題はあるけど、とりあえず「事を荒立てない」とか「他人に何か言われても喧嘩しない、耐える」ことが「大人」だ、というのは違うよなぁ。