最近図像学にハマっていて、関連する本をいくつか読み漁っているところ。それらによると、ふくろうは多くの美術作品において不吉を表す記号、もしくは「死」の象徴として用いられているらしいですな。

西洋シンボル事典』という本にふくろうのシンボル的な意味について書かれていたので、該当部分をまとめてみましたよっと。

「ふくろうは、暗闇の中での非群生的な生活のために、また光を嫌う性質と嘆き悲しむような鳴き声のために、つねに不気味なものと思われてきた。それゆえまた死の先触れの使者ともなった。

キリスト教においては、否定的には夜の動物として、また精神の闇、光と真実からの離反を代表するものとして現れることもある。」



ふくろうのこのような使われ方は、実は日本のアニメにも見られるのじゃ!

僕が面白すぎて6回も映画館へ観に行ったアニメ映画『劇場版魔法少女まどか☆マギカ[新編]叛逆の物語』において、魔法少女の一人であるほむらは自分のソウルジェムから100メートル以上離れたとき、自分が魔女であることを確信します。そのとき突然どこからかふくろうが飛んできて、ほむらの近くにあった時計の上でとまるんです。
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このシーンにおいてふくろうは、「自分が魔女だった」というほむらにとって最悪の結末を、またはほむらの魔法少女としての死を表す記号であると読み取れる。

また、ふくろうの非群生的で光を嫌う性質は、ほむらの孤独なイメージと重なるところがあるんじゃないかと。



こんなふうに、美術作品などで使われるモチーフ・記号の意味を知っておくとアニメ考察なんかにも役立ったりするので、この際もっと勉強してみようかな。