最近のアニメファンって、新アニメが始まる度に前クールの作品を忘れてしまう薄情者が多すぎますよね。まあ僕もそうなんですけど。


せっかく見たアニメを忘れたままなのは勿体無いので、ここらで

「今年ってどんなアニメがあったっけ?」

と一度振り返る機会を設けたいと思います。もちろん全てのアニメについて言及するのは無理なので、僕が面白いと思ったアニメのうちの、ごく一部だけ。

なお、放送時期が2014年秋と2015年冬とにまたがっている2クール作品も含めています。

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【冬アニメ】(1月〜3月)


クロスアンジュ 天使と竜の輪舞


2014年秋アニメの2クール目。超下品なアニメでしたが、ギャグも熱いストーリー展開も最高に楽しめました。登場人物たちもみんな個性的で良いキャラでしたね。

特に主人公・アンジュの性格が最高でした。演じる側の声優さんにとっては難しい役だろうなぁ〜と思いますが、そこはさすがの水樹奈々。フェイト・テスタロッサのイメージを塗り替える勢いだったと思います。



SHIROBAKO


こちらも秋アニメの2クール目。我々視聴者の知り得ないアニメ制作の裏側を、ときにリアルに、ときにアニメらしく描いており、後半も全く衰えず安定して面白かった作品でした。

主人公たちが仕事を通して少しずつ成長していく姿も良かったです。無職の僕はあんな現場耐えられないけど。



ユリ熊嵐


さまざまなシンボル・メタファーを使った表現は難解ながらも魅力的で、引き込まれます。幾原作品にしては比較的理解しやすかったですけどね。

よくわからないながらも、なんか楽しい。でもそこには重要なテーマが隠されている…そういった表現がすごくクセになります。何度も見直して咀嚼していきたい作品。



聖剣使いの禁呪詠唱


不安定な作画やダサすぎる戦闘シーンなど、普通ならマイナスにしかならない要素を全てギャグに昇華したことで大成功。テンプレなライトノベルをアニメ化でどう面白くするか、という課題に対する一つの答えを出してきた感じです。

もともと原作にはなかった「思い…出した!」というセリフを考えた制作スタッフの功績は大きいですね。




【春アニメ】(4月〜6月)


響け!ユーフォニアム


ストーリー、作画、演出、音楽、演技…どれをとっても文句なしの傑作。

2015年アニメのなかで「どれか一つ選べ!」と言われたら、迷わずこの作品を挙げますね。近年の京アニ作品の中でも最高レベルの出来映えなんじゃないかな。劇場版&2期制作も決まったので、全話見直します!



SHOW BY ROCK


これがサンリオの本気!音ゲーが原作というだけあって、音楽のクオリティが素晴らしいです。そして獣耳や尻尾のついたキャラクターたちが超かわいい。それでいて変に媚びすぎない絶妙なバランスで、女性人気も獲得しています。

既に続編の制作も発表されたことだし、今から楽しみですな。



【夏アニメ】(7月〜9月)

干物妹!うまるちゃん


家ではダメ人間と化すうまるちゃんがそのクズっぷりで兄貴をキレさせながら、「お兄ちゃん大好き」なほっこり回もあったり。ホントかわいかった!声優さんの演技も良かったです。

まあ僕はきりえちゃん派なんですけど。



下ネタという概念が存在しない退屈な世界


くだらない下ネタを連発しながら、社会風刺を効かせた意欲作。すみペ(上坂すみれ)が歌うED曲も秀逸、さらに偽ピーポくんが踊っているのも、権力に対して喧嘩を売っている感じがして最高でしたね。

ただ、この作品一の狂人・アンナの声を担当した松来未祐さんが亡くなってしまったのが本当に残念。彼女がアンナを演じたおかげで面白くなったと言っても過言ではありません。迫真の演技でした。



監獄学園(プリズンスクール)


なんてバカなアニメなん....だ!

水島努監督を中心とした制作スタッフや声優陣の手腕により、原作コミックの魅力が最大限に引き出されております。あまりのバカっぷりに爆笑しつつ、声優さんたちの熱演や展開の上手さに感動しました。

僕は原作を先に読むとアニメを楽しめないタイプなんですが、この作品は毎週楽しみでしたね。2期やってくれ!



オーバーロード


ごく普通のサラリーマンである主人公が、ゲームの世界で魔王的なキャラを演じざるを得なくなり、その容姿・演技と本音とのギャップが笑えました。

ストーリーも、どのように異世界のなかで勢力を伸ばしていくのかが非常に楽しみでした。主人公がゲームの世界に迷い込む系の作品のなかでは、今のところ一番好きですね。



【秋アニメ】(10月〜12月)

落第騎士の英雄譚


同時期に放送が開始された『学園都市アスタリスク』と内容が被りすぎて話題に。両者を比べながら見てましたw

ストーリーや設定はライトノベルにありがちなテンプレものですが、やはりシルバーリンクのバトル演出はすごい。最終話の主人公と対戦相手の戦闘シーンには鳥肌が立ち、何度も観直しました。これほど熱くなれるラノベアニメは久しぶりかも。

あと、第4話での松岡くんの演技が最高で爆笑しました。



機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ


僕はロボットアニメが苦手でして、特にガンダムにはこれまで全く興味なかったんですけど…これは面白い!主人公が敵に対して容赦ないのが良いですね。

偉そうに説教してくるようなおっさんどもをバンバン撃ち殺しまくっていくアニメかと思ったら、なんかヤクザものになっていったりと、予想外の方向へいったりしていて、今後の展開にも注目したいところです。



おそ松さん


まさか昭和の作品のリメイクがここまで注目されるとは思いませんでした。腐安定な姫様方だけでなく、男性のアニメファンも超楽しめます。こんなふうに予想外の作品が台頭するから面白いんですがね。

主にパロディのことでいろいろ話題になりましたが、個人的には「もっとやれ!」と応援したいです。というか、どこが問題なのか意味がわかりません。やり過ぎてこその赤塚リスペクトだと思うので、どんどんふざけたアニメになっていってほしいですな。




その他、まとめ

この1年の傾向ですが、よく「テンプレ」と言われるラノベ原作アニメが最近面白くなってきたかな、と。テンプレを土台にしつつ、アニメ化で上手く付加価値を付けられた作品は話題になったように思います。

春から秋にかけて『きんいろモザイク』、『のんのんびより』、『ご注文はうさぎですか?』といった人気日常アニメの続編がリレーみたいに順番に放送されたのも印象的。ショートアニメの『わかばガール』も個人的に推したい作品でした。

そして、『がっこうぐらし』がそんな日常アニメにゾンビのイメージを侵食させたことも面白いですね。今後もしばらくそのイメージは消えないかもしれません。


あと、劇場アニメも話題作が多かったように思います。僕は『ベイマックス』『ラブライブ』『ARIA』『ここさけ』『ガルパン』くらいしか観に行けませんでしたが。このなかでは『ガルパン』が一番良かったかなぁ。




…おっと、まだまだ全然書き足りない。

でも満足するまで書こうとすると永遠に終わらないので、今回はこのへんで。来年2016年は、一体どんな作品が僕らを楽しませてくれるのか。