障害者の通う就労移行支援事業所でよく言われるのが、

「障害者が就職するために最も大切なことは、ビジネスマナーでも専門スキルでもなく、勤怠の安定だ

ということ。
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どんなに能力があったとしても、毎日休まずに会社に出勤できる人でないと、採用するのは難しいんだとか。身体障害だろうが精神障害だろうが発達障害だろうが関係なく。

そんで、通院も多くて月2回くらいまでにしてほしいとのこと。それ以上通院の日数が多いと、勤怠が不安定であると判断され、良い顔をされないんだって。

障害者を積極的に雇用している企業の人事担当者が、みんな口を揃えてそんなことを言うらしいんですよ。事業所の職員さんたちが勝手に言っているわけではなくて。


この話を聞くたびに、障害者雇用ってなんなんだろう?と思っちゃいますね。


毎日休まずに出勤しろ?できるだけ通院するな?

そりゃあ、体力的に全く問題なくて通院も必要ない人もいますけど、そんな人ばかりじゃないですって、障害者なんだから。

身体を壊しやすいから一般枠での就職が難しい人も多いのに、そんな人たちに対しても毎日出勤することを求めるのは酷でしょ。そんなに皆勤賞が大事?

障害者を雇用しようというのであれば、せめて在宅ワークを導入するくらいのことをやるべきでは?毎日出勤するのが難しくても、自宅でなら仕事ができるという人はかなり多いと思います。

でも多くの企業は、そのような労働環境を整える努力をせず、働く側にだけ一方的に条件を課してくる。これで一億総活躍社会とか、一体何のギャグ?


毎日休まず出勤して8時間以上の労働。この働き方から抜け出さない限り、多くの障害者は「健常者の劣化版」のままでしょうね。