(画像は公式サイトより)


1月放送のオリジナルアニメ『宇宙よりも遠い場所』第1話がかなり良かったので、感想を書いておきます。以下、全力でネタバレ。


◼️どんな作品?

高校2年生になり、何かやろうと思いつつもなかなか行動できずにいる玉木マリ(主人公)が、南極に行くことを夢見る同級生・小淵沢報瀬と知り合い、自身も南極に興味を持ち始める、というお話。

「宇宙よりも遠い場所」というタイトルは、元宇宙飛行士・毛利衛さんの「宇宙には数分でたどり着けるが、昭和基地には何日もかかる。宇宙よりも遠いですね」ということばが由来なんだそうな。




主人公の玉木マリは、何か新しいことを始めようとしても、いつも直前で怖くなってやめてしまう、という女の子。「高校に入ったら何かしなきゃ」と思いつつも、何もできずに気づけば高校2年生。

学校をサボってあてのない旅に出る、という昔やろうと思っていたことを実行しかけるも、やっぱり怖気づいてやめてしまいます。

(実際に仕事をバックレて、普段とは反対方向の電車に乗って夢の逃避行に踏み切ったことのある僕は、なんだかマリに親近感?を抱いたり。)


そんなマリがある日、駅で現金100万円の入った封筒を拾い、その落とし主である同級生・小淵沢報瀬と知り合います。

報瀬は、南極調査員の母親が行方不明になったときから、ずっと南極に行くという夢を抱き続けている女の子。

クラスメイトたちから「南極」というあだ名をつけられ、奇異の目で見られているんですけど、それにもかまわずアルバイトでお金を稼いだりして、夢を実現させるために具体的に行動しています。


何かしたいけどできない…そんな自分とは対照的に、夢にむかって動いている報瀬にマリは共感して、彼女が計画していた南極行きの砕氷艦の下見についていく…



◼️ここが良かった!

…というところまでが第1話なんですけど、全体のテンポ・構成がとても良く、しっかりした作りだなと感じました。

何かしたいけど失敗が怖い、勇気が出ない、というマリの気持ちもすごく共感できるように描かれているし、報瀬と出会って南極行きを決めるまでの流れにも説得力がありました。

高校生くらいの年齢の子にとっては、自分にはないものを持っていて、それでいて共感できる友だちの存在は大きいと思います。

OPでは他にも2人の女の子たちが出てきているんで、4人が関係を深めていく過程にも注目していきたいですね。OP映像は彼女たちの動きが超かわいくて、観ているだけで楽しいぞ



「南極へ行くまでにどんなことが起こるんだろう?」とか「南極で何するんだろう?」といった感じで、2話以降の展開にもワクワクするような1話でした。




◼️まとめ

1月はその年1年間の目標を立てたり、新しいことを始めようと決心する人が多いことと思います。

新しいことを始める勇気がなかったマリが、「南極行き」という報瀬の大きな夢に一緒にチャレンジしていく姿は、そんな新年を迎えて意気込む僕らをよりいっそう奮い立たせてくれるんじゃないかな、と期待しています。

その意味では、この時期に放送するのにこの上なくふさわしい作品ですね。


放送前の段階では「ん〜まあ、ちょっと気になるから一応観ておくか…」程度の認識だったんですが、この第1話が思いのほかツボりました。視聴決定です。


聖地巡礼は南極やね!